不動産物件の利活用

不動産物件の利活用 不動産を利活用する方法のひとつにリースバックという方法があります。リースバックとは、持ち家を売却すると同時に買主との間で賃貸借契約を締結し、賃借人の立場で従前どおりの生活を継続するという取引のことです。
通常の不動産売却では、売却してしまえば居住権がなくなるので、退去するほかありません。他方で持ち家を活用して現金を調達したいというニーズも存在します。
現金調達と従来通りの生活を維持するという要請をかなえるのが、リースバック取引の特徴といえます。ただしリースバックで利用される賃貸借は、定期借家権と呼ばれるものです。
おおむね2年程度の期間で満了することが多いので、従来通りの生活を継続できるといっても短期間です。相場よりも賃貸借料金は高額になる傾向があることも、長期間利用するのに向いていない側面があります。
リースバックの特性をふまえると、住み替えのための一時的な利用を前提にするのが賢明といえるかもしれません。

不動産の融資額はその人の属性で決まることが多い

不動産の融資額はその人の属性で決まることが多い 住宅ローンやアパートローン、プロパーローンなど銀行には、様々なローンがあります。アパートローンに関しては物件が稼ぎ出す金額によって融資額が決まることもありますが、住宅ローンに至っては、融資される人の属性がものを言います。
つまり良い会社に長く勤めていて、なおかつ給料が良ければたくさん借りることが出来るのです。アパートローンと比べてみると、アパートは家賃収入から返済するという風になります。
ところが住宅ローンはその人の稼ぎ出す給料から返済していくことになりますので、属性が良くなければリスクが高いとみなされて、あまり大きな金額を借りることは困難になります。
時には融資を断られることもあることでしょう。不動産を購入する場合には、それを担保にできるために、銀行はお金を貸すことが出来るのです。
このような大きな金額を銀行が貸してくれるのは、不動産を担保にとれるからです。日本は土地本位制ともいわれて不動産の価値は高いのです。